医療特撮部LOG

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ウルトラ復活作戦 第一号~ウルトラマンビジネス、ゲーム×CG×BSで再生へ

「今年のウルトラマン関連商品は大変好調。上期(4-9月期)は前年同期比で140%の売り上げを見せている」とバンダイの柴崎誠副社長は胸を張る。これはウルトラマンシリーズの新番組と関連するカードゲームの合同発表会での発言だ。



実は、ここ数年バンダイナムコグループのウルトラマン関連ビジネスは低迷。同様にテレビ番組などの映像を制作する円谷プロダクションの経営も厳しい状態が続いていた。

 だが、今年に入って両者共に復活の兆しが見え始めている。今回はウルトラマンビジネスの復活と円谷プロの再生に関する動きを追ってみる。

http://business.nikkeibp.co.jp/article/manage/20071127/141673/


存在感がなくなっていたウルトラシリーズ
ウルトラマンシリーズ(以下ウルトラシリーズ)は、1966年に初代の「ウルトラマン」がテレビ放映されて以来、子供たちに人気の定番キャラクターの一つだ。その当時、テレビにかじりついていた子供たちも今ではもう40~50代。40年を超える時を経たことで、親子二世代から三世代にわたって知られるキャラクターになろうとしている。

 だが、このような高い認知度にもかかわらず、主要な商品を販売するバンダイナムコグループにおけるキャラクター別売り上げランキングでは、ここ数年存在感が薄くなっていた。

 同グループの2006年度の売上実績を見ると、1位はガンダムシリーズの545億円。2位は「ゴレンジャー」から脈々と続く“スーパー戦隊シリーズ”の320億円。3位にはオリジナルキャラクターの「たまごっち」が311億円と続く。そして4位は205億円の「ドラゴンボール」がいまだにその強さを見せている。

 一方、肝心のウルトラシリーズは、上位キャラクターから大きく水をあけられ、54億円にとどまる。

 ガンダムシリーズの545億円は、最近の関連ビジネスの隆盛を見れば納得できる規模だ。しかし、ウルトラシリーズの50億円台の数字は、本当にキャラクターの商業的な実力を正確に示したものなのだろうか――。実は、ウルトラシリーズは過去に100億円を超える規模を誇ったときもあったのである。

需要の一巡と視聴者ニーズへの対応不足が原因

ウルトラシリーズは、「ウルトラマン80」(1980~81年)の放送終了後、しばらくテレビシリーズの製作が中断していた。

 約15年ぶりの再開となったのが、1996年放送の「ウルトラマンティガ」だ。この作品は、従来のシリーズにあった「M78星雲から来た宇宙人」という設定から離れたもので、その後のシリーズもしばらく、この路線を踏襲することになる。

 設定が異なるとはいえ、久しぶりのテレビシリーズとあって各種メディアでの注目度は高く、子供たちをはじめ親世代の間でも話題が沸騰。これに続いた「ウルトラマンダイナ」「ウルトラマンガイア」を含めた3作品は、おしなべて人気が高く、バンダイが販売する玩具も好調な売れ行きを見せた。実際、90年代末のバンダイ(ナムコとの統合前)におけるキャラクター別売り上げランキングではトップクラス。最盛期には152億円までに達していたのだ。

 だが、3年ほどで“復活需要”は一段落。2001年に放送が始まった「ウルトラマンコスモス」以降は、視聴者サイドのニーズを映像製作側が十分につかむことができず、シリーズの人気は低迷する。同様に玩具の需要も落ち込んでいくことになった。

 もともと、ウルトラシリーズの視聴対象層は未就学児が中心だ。ただし、低年齢の子供とはいえ、昔とは違い目が肥えている。家庭のテレビのスイッチをつければ、ハイレベルな技術を駆使した映画やアニメを容易に見ることができるし、触れる情報量は40年前とは比べものにならないほどの差がある。こうした状況で、“着ぐるみの怪獣とウルトラ戦士の戦い”という映像だけでは、最近のアニメやCG(コンピュータグラフィックス)映画に慣れた子供たちへの訴求力は強いとは言えないだろう。

 さらに、この層を狙ってウルトラマン以外に大量の子供向け番組や各種商材が存在することも苦戦する理由の一つだ。とりわけ同様の実写特撮コンテンツとして、同じバンダイの商材でもあるスーパー戦隊シリーズや、2000年以降復活した仮面ライダーシリーズが競合してしまう。東映が映像を製作するこれらの作品は、早くからCGと実写の融合やキャスティングなどに工夫を凝らしており人気は堅調だ。結果的に、玩具売り場におけるウルトラマンの棚を奪う格好になっている。

子供の遊びの変化に応え、ゲーム関連商材を投入
落ち込みの理由はこれだけではない。大きな要因として、子供たちの遊びの変化も挙げられる。かつては子供が遊ぶ玩具といえば、人形やプラモデルといった“玩具らしい玩具”が中心だった。しかし、今はテレビゲーム(携帯型含む)が市場の大半を占めている。

 バンダイナムコのキャラクター商品でも、巨大ロボット、ヒーローの武器やビークル(ヒーローの乗り物)といった玩具中心で大きく稼ぐのは、スーパー戦隊シリーズくらい。“ガンプラ”が有名なガンダムシリーズでさえ、今ではゲームとDVDの売り上げが占める割合が高くなっている。「たまごっち」や「ドラゴンボール」に至っては、ゲームの売り上げが大半を占める。

 ウルトラシリーズの場合は、メインの商材となるのは定番のウルトラヒーローや怪獣などのソフビ人形やビークル関連。子供向けゲームの関連商材に乏しいことから、変化する市場の中で、数字を伸ばすことが年々難しくなっていたのである。

 一方、映像作品を製作する円谷プロダクションも、著作権に関する訴訟やスキャンダル報道などで経営が揺れていた。「もはやウルトラシリーズはダメなのか」――。業界関係者の間でも、悲観的な見方が一部で浮上するようになる中、市場の風向きは変わり始めた。ビジネスの現場でウルトラシリーズ復活を示す事例が、次々に報告されるようになってきたのだ。

具体的なケースでは、2007年の春編成で新シリーズの放映がないにもかかわらず、夏休みに開催した「ウルトラマンフェスティバル2007」の来場者が前年比123%増の18万9026人を記録。また、今年5月から稼動中のアーケード向けカードゲーム機「大怪獣バトル ウルトラモンスターズ」が各地で好調な動きを見せている。さらに、この動きは「カードゲームだけにとどまらず、トイやアパレルにまで消費が拡大している」(バンダイ、柴崎副社長)という。

風向きが変化した背景には、映像作品の設定を「昔のスタイルに」という動きがあったことが挙げられる。2005年放映のシリーズでは、作品の設定を「M78星雲からの宇宙人」に戻した。加えて2006年に放送した「ウルトラマンメビウス」では、同年の秋以降ウルトラ兄弟が登場するエピソードを増やした。「こうした作り方が市場での好反応につながった」(バンダイ、メディア部の岡崎聖チーフプロデューサー)。

 つまり、視聴経験をベースに「この怪獣は知っているよ」という会話が親子2世代、さらに「祖父母から孫」という3世代で成立する路線に舵を切ったわけだ。カードゲームという商材が受けたのも、旧作シリーズの世界観や怪獣などのキャラクターを復活させて、視聴者の知識に下地を作っておいたことが大きい。

 テレビの視聴者は子供だが、実際にキャラクター商品を買うお金を出すのは親や祖父母。番組の内容に共感する“大人の消費者”の増加が、今年度上期のウルトラマンビジネスの売り上げを押し上げる原動力の一つになったのだ。

カードゲームの世界観を反映した新作シリーズ
 カードゲームという子供向けゲーム関連商材をラインアップできたことで、復活の道筋が見えたウルトラマンビジネス。この勢いを強化するため、バンダイと円谷プロが仕掛けるのが、カードゲームと新作テレビシリーズの連携を軸とした「大怪獣バトルプロジェクト」である。

 「行けっ! ゴモラ!!」――。カードのデータからは懐かしの怪獣が召還され、敵の怪獣と戦う。これがデータカードダスを使ったカードゲームだ。データカードダスとは、バンダイのカード事業部が手がけるアーケード向けカードゲームきょう体で、100円を入れるとカードが1枚払い出され、1回ゲームプレイできる。カードには怪獣などの絵柄と共にバーコードが印刷され、キャラクターや必殺技などのデータが書き込まれている。これをゲーム機に読み取らせてコンピュータや友達と遊ぶ。

 バンダイは、このカードを従来の主力商品である怪獣ソフビ人形にも添付。これにより昔ながらの玩具と、ゲームでの遊びを結びつける仕組みが初めて出来上がった。

 こうしたカードゲームの泣き所は、カードにするキャラクターなどの“ネタ”の数に限りがあること。けれども、ウルトラシリーズにこの心配は無用のようだ。今年5月の稼動以降、カード化した怪獣は120体だが、作品シリーズ全体では1300体以上の怪獣が登場。「10年はネタ不足に悩まされることはない」(バンダイ)という。

 今回のプロジェクトでは、カードゲームを「大怪獣バトル ウルトラモンスターズEX」としてバージョンアップし、その内容を新作テレビシリーズ「ウルトラギャラクシー 大怪獣バトル」のストーリーに反映したのが肝だ。従って、テレビ番組はウルトラマンと怪獣の戦いではなく、怪獣同士のバトルが中心に描かれる。

 この新シリーズを放送するのは2007年12月1日に開局するBS11。毎週土曜19時からの30分番組だ。第1シリーズとして製作される本数は13話で、放映終了後の3月以降も同じ枠で継続して再放送する予定である。

 作品の放送枠を地上波からBSデジタルに移すことで、バンダイは電波料(番組の提供料)を大幅に削減できた。その半面、BSは世帯カバー率が地上波に比べて低いため宣伝効果が限定的になる恐れがある。そこで、バンダイチャンネルを核に25のポータルサイトを組織して、放送と同時にPCインターネットやケータイでも番組を視聴できるようにした。


 また、ゲームきょう体を「新しいメディアとしてとらえ情報発信していく」(バンダイ、カード事業部の原田真史氏)ということもプロジェクトの特徴の一つ。この観点から、ゲームきょう体で、テレビシリーズと連動した短編映像作品を見られるようにした。

テレビ13話に対して、データカードダスでは18話を“放映”。テレビとゲーム機は、ストーリーや設定情報などを相互に補完する関係となっており、両方を見ることで作品の内容を、より詳しく知ることができる仕組みだ。

TYO傘下で新体制となった円谷プロ
 放送にかかるコストだけではなく、円谷プロの製作体制も抜本的に見直された。今回のシリーズでは製作費削減のため、人間が登場するドラマ部分も外でのロケをやめ、グリーンバック合成で対応。怪獣のバトルシーンを含め、すべてスタジオの中で撮影されている。

 こうした製作スタイルの変化を受け入れた円谷プロは、同時に企業としても大きく変わろうとしている。

 円谷プロは、長年の同族経営によるコスト管理の甘さなどがたたり、経営難に陥っていた。生き残りを図るため、さまざまな可能性を探った結果、今年10月に親会社である円谷エンタープライズの第三者割当増資を、ジャスダック上場で映像制作大手のTYOに引き受けてもらうことに。その結果、現在は同社の孫会社となっている。

 TYOグループ入りに伴い、円谷プロの新社長に就任した森島恒行氏は、今回のプロジェクトの発表に際して、「いろいろと世間をさわがせてきたが、今ではほぼ沈静化。これからは新しい円谷プロとして歩みだす」と“新生”をアピールした。

 一方、“新生”円谷プロとして森島氏以外で注目される人事では、岡部淳也氏の副社長就任が挙げられる。岡部氏はCG制作をはじめ、ヒーロー物や怪物などのキャラクター造形の世界で著名なビルドアップ(東京・目黒区)の社長を兼務。ビルドアップも2005年10月にTYOグループ入りした会社だ。

 この人事からも、TYOが描く円谷プロの目指す方向は明らかだ。すなわち、CG映像を多用した特撮映像会社への転換である。

 CGの活用によって、ミニチュア制作にかかる部分のコストダウンが図れるという指摘が多いが、効果はそれだけにとどまらない。一歩踏み込んで、怪獣やウルトラマンなども3次元モデルにデータ化すれば、その後はデータ資産が有効活用できる。その結果、“中身”はそのままでテクスチャ(表面の画像)を張り替えることにより、新しい怪獣などがすぐに作れるようになる。当然、ベースとなる3Dモデルそのものの改良も容易だ。

 初期投資はかかるものの、今後の円谷プロには必要な取り組みの一つと言えよう。そして、こうしたCG技術採用の先には、今の視聴者ニーズに合った新しいスタイルでの“円谷コンテンツ”の再生が期待される。

ハリウッド型モデルでの映像製作で幅広い層を狙う
 確かに、一部のファンが指摘するように、昔ながらの着ぐるみやミニチュアにも“味”はある。だが、今後ウルトラシリーズのようなSF映像の主流は、人間のドラマ部分以外はCG映像をメインとしたものにせざるを得ないだろう。これはハリウッド映画がすでに実証済みだ。

 最近の映画興行の世界を見ると、“玩具出身”の「トランスフォーマー」をはじめ、コミック原作の「スパイダーマン」や「X-MEN」などのヒーローたちが、最新のCG技術を使うことで、原作の玩具やコミックなどが対象とする子供やコアファン以外の層を取り込むことに成功。それらの映画は世界中で大ヒットしている。

 円谷プロについても、最新のCG技術を導入することで、いずれは未就学児童や一部のマニアだけではなく、もっと幅広い層に向けた映像ビジネスが可能になるはずだ。

 ちなみに新シリーズの「ウルトラギャラクシー大怪獣バトル」では、「円谷プロ伝統の特撮とCG技術の融合が行なわれた」(同社の渋谷浩康プロデューサー)というが、本作は円谷プロのTYOグループ入りが決まる前から動き出していた企画。従って、CGの活用は初歩的なレベルであり、コストダウンが主目的だ。現時点では、ハリウッド映画などに見られる“市場を広げる”CGの使い方ではない。同社の映像技術が本格的に進化するのは、TYOグループとしてのシナジーが働く来年以降になるだろう。

 そして、その時こそ“新生”円谷プロの真価が問われる。同社がかつての栄光を、ウルトラマンビジネスの復活と共に取り戻すことができるのか。同様に、円谷プロをグループに取り込んだTYOも、自社をはるかにしのぐ知名度を持つ会社を、グループ企業の一つとして手綱を握り、その経営を軌道に乗せることができるのか――。これから始まる“ウルトラマンの戦い”を映像関係者と玩具市場の双方が注目している。



記事が消える可能性があるので全文コピペ(´・ω・`)

http://tokusatuspace.blog115.fc2.com/blog-entry-57.html
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