医療特撮部LOG

特撮好きな看護師の送る日々の記録

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THANKS TO ALL PATIENTS

全部の実習が終わって、22歳になって、区切りがついたので書きます。



1年生から4年生になった今まで、関わらせていただいた全ての患者さんに・・・



多分、もう一生会えない人もいると思うから・・・




名前はもちろん伏せてます。



友達が言ってました。



「患者さんは自分の身体を出して、命を懸けて実習させてくれる」



それに感謝の気持ちを表して記事にします。





Aさんへ



1年生の実習で、初めて受け持たせていただいてありがとうございます。

何をすればいいのかわからなくて、いろいろ戸惑ったりもしました。

でも全然動く気力もなくて沈んでいたAさんが実習の最終日には

周りの人が止めるぐらい歩こうとしていたことは本当に驚きました。

俺が関わったからかどうかなんて、どうでもいいです。

あのままだったら寝たきりになりかけていたAさんが

動こうとしてくれたことが嬉しかったです。

今も、歩いてくれていると嬉しいな。





Bさんへ



2年生のときに受け持たせていただきました。

病名は告知されていなくて、明るく振舞っていたけれど

本当はすごく重い病気にかかってらしたんですよね・・・

実習中に急変して医師や看護師さんに囲まれているなかで

自分だけ見てるだけで、何もできなかったのが悔しかったな。

手芸が得意で、一緒にミサンガを作ってくれましたね。

記録があったけどがんばってBさんのミサンガを

最終日までに間に合うように作ったんですよ。

早く退院できるように、って願いをこめて。

だけど・・・実習の最終カンファレンスが終わったあとに先生から

「あともう数ヶ月も生きられないかもしれない」と聞かされて本当にショックでした。

あんなに元気にしていたのに、明るくしていたのに・・・

初めて実習中に泣いてしまいました。

看護ってなんなんだろうなぁ・・・って、思いました。

安らかに逝けたのかなぁ、それともまた生きてらっしゃるのかなぁ。

生死に直面して考える機会を与えてくださり、本当にありがとうございました。





Cちゃんへ



小児の実習で受け持たせてもらった1歳の女の子。

顔中に真っ赤な発疹ができちゃってて、お母さんもすごくつらそうだったね。

ちょうど実習が始まる日に入院してきて、終わる日に退院できてぴったり息が合ってたね。

たいしたことのない軽症で本当によかったよ。

ヘタだけど、俺が作っていったおもちゃを

一生懸命音を出して鳴らしてくれてたのが嬉しかったな。

でもすぐに壊れちゃってごめんねw

今はもう2歳になったから言葉を話せるくらいになったのかなぁ。

元気に育っていってね。





DさんとEちゃんへ



母性の実習で受け持たせてもらったお母さんと赤ちゃん。

母性の実習はかなりいづらいところもあったりしたけれど

快く受け入れてくれて本当にありがとうございました。

赤ちゃんを抱っこさせてもらって、本当に可愛いなーって思えたなぁ。

厳しい実習のなかで心地よい安らぎを与えてくれました。

授乳するところや子宮底の観察もさせてもらって本当に勉強になりました。

今じゃもうかなり大きくなってるのかなー。

もう実家に戻ってるかもしれないけれど

大きくなったらどっかですれ違ったりもするのかな。

家族みんなで仲良くしていってくださいね。





Fさんへ



精神科実習で受け持たせていただきました。

病気になってからすごく長くて、入院期間も何十年単位で、驚かされることばかり。

2週間、振り回されることが多かったけれど楽しい実習でした。

少しは精神疾患を抱える患者さんの理解をすることができたのかなぁ。

独り言や妄想が多くて困ったけど、なんとなく伝わってたよ。

あのとき折ってもらった折り紙、まだ大切にしてもってあるからね。

突然歌いだすと、他の人が驚いちゃうけど止められないんだよね。

でもとても上手だから、思いっきり歌ってね。

音痴な俺には羨ましかったよw

あとから別の学生が受け持ったけど、俺じゃないからって拒否しちゃだめだよw

病棟での生活が長くなってるけど、いつかは外出許可もらえるといいね、応援してるよ。





Gさんへ



在宅で受け持たせてもらった患者さん。

たった2回しか訪問できなかったのは残念でした。

けれど、俺が考えた口腔ケアの方法を喜んでくれて嬉しかったです。

在宅の実習が終わってから担当の先生から

「優咲くんのケアプランをステーションの人が受け継いでやってくれてるよ」

って聞いたときは、本当に嬉しかったです。

看護を行う意味の1つを、ここで実感できたような気がします。

これが1つの自信にもなりました、

元気にもなりました、

まだ頑張ろうって思えました。

今も、ケアプランは続いているのかな。

寝たきりなのは辛いけれど、お口の楽しみを味わってくれてたらいいな。





Hさんへ



在宅で突発的に訪問した方。

別の人の受け持ち患者さんだったのに、なんで俺がきたらすごい反応するんですかw

部屋中が氷川きよしのポスターやグッズで埋め尽くされてて驚いたのは俺のほうです。

看護師さんいわく「あー、多分君が好みの顔だったんだと思うよ」

そんな理由でALSで全然動かないはずの腕を挙げようとしないでください。

俺が握りますから。

それでちょっとでも明日への元気になるから、ずっとずっと握ってますから。

帰るときに名残惜しそうな顔をしないでください。

帰るに帰れなくなってしまうじゃないですか。

今でもHさんのおうちの近くを通ると思い出すんですよ。

でももう、俺は実習生じゃないから行くことはできないんですよ。

どうか元気に過ごしていてください。

きっとまた、いい感じの学生がいってくれますから。





Iさんへ



急性期で俺が受け持った患者さん。

同じ町の出身で、地元の話で盛り上がっちゃいましたね。

この実習、すごくキツくって大変だったけど顔を見るのが楽しみだったんですよ。

だけど俺、技術が未熟で・・・清拭に時間かけすぎちゃって・・・

その日、俺達が帰った直後に心肺停止って・・・

知らないところで命の危機に陥ってて・・・

次の日行ってみたら別人のようになっていてすごく悲しかった、悔しかった・・・

あの清拭が原因?

身体に負担をかけすぎた?

俺のせいだ・・・

ものすごくショックで、しばらくは物が喉を通りませんでした。

本当は実習にも行きたくなかった。

もう何も、看護なんてしたくないとも思った。

でも落ち込んでてもしょうがないから、

悩んでいても何も始まらないから

俺が逃げても誰も俺の代わりはできないから

次からはもっと効率よく、手際よくやれるように勉強しました。

そして命を扱うことの重さを、改めて痛感しました。

3週間、ずっと担当させてもらっていた付き合いの長い患者さん。

実習が終わった後も、清拭と心肺停止のことは頭に残ってました。

あとで街のボランティアに参加していたらIさんの家族に会いました。

「あなたに受け持ってもらえて本当によかった、ありがとう」って言ってくれました。

それがずっともやもやしていた後悔の気持ちを取り払ってくれました。

だからありがとうって言わなきゃいけないのは俺のほうです。

Iさんに出会ったから今の俺があります、本当に本当にありがとうございます。

今度はちゃんと血糖管理してよね、もう病院にきたらだめだよ。





Jさんへ



老年看護学実習で受け持たせていただいた患者さん。

初めは、受け持つのすごく躊躇ったんです。

他の人がパーキンソン病とかメジャーな疾患だったのに

一度も聞いたことが無いような専門的な病気で、受け持つのをすごく躊躇いました。

だけど受け持ってよかった、本当によかった。

教科書にも参考書にも、どこにも載っていないような病気でも

勉強のやり方を考えればいくらでも理解することができるんだ

って自信を持つことができました。

ほとんど話せず、目線と指をぴくぴく動かせるくらいで

初めは全然何を言いたいのかわからなくって

テレビをつけるのにも5分くらいかけちゃってたけれど

実習が終わるころにはもう以心伝心だったよね。

手を動かしただけでベッドを上げてほしいとかテレビを見たいとか、わかるようになったよ。

多分病棟で働いている看護師さんよりわかっていたと思うよw

コミュニケーションっていくらでもとれるよね、目だけでもわかるんだもの。

そうそう、Jさんが何度も気管内吸引をやらせてくれたから

すっごく上手になったんだよ。

先生や看護師さんに褒められるくらい上手になったんだよ。

俺の吸引技術はJさんが教えてくれたんだよ。

俺が自信を持ってできる技術のひとつにもなったんだよ。

本当にありがとう。

でも困ったのは毎日実習が終わるたびに泣かないでね。

いつか俺も泣くと思ってたら、最終日に大泣きしちゃって、俺も結局泣いちゃって・・・

結局一番、実習でJさんに泣かされたんだよw

最後の最後に、お別れするときに何をするのかと思ったら

時計をくれようとしたんですよね。

それもかなり使いこなされているような大切そうな時計を。

でも学生はそういうのもらったらいけないんですよ・・・

それに時計なんて高価なものをいただくわけにはいきません。

きっとJさんにとってすごく大切なものだったんだと思います。

でもその気持ちだけで、俺は充分です。

それだけのものを見出してくれていたということが俺にはすごく嬉しいです。

あの病気とずっと付き合っていくのは大変だろうけど

また来年、学生がいくと思うからまたいろいろ教えてあげてね。





Kさんへ



慢性期のときの初めて受け持った方。

もうねぇ・・・俺が初めて受け持った困ったさんでしたよw

病気を人に移そうとしないでくださいw

頼むから隠れて喫煙しないでくださいw

こそこそ隠れながら売店でお菓子を買わないでくださいw

あなた、糖尿病じゃないですか・・・悪化しちゃうんですよ・・・・

いくら隠れても検査結果で全部わかるんですよ。

もう少し自分の身体を大事にしてください、退院したからいいようなものの。

学生には不向きの人だったと、3日で受け持ち外されたのは初めてでしたよw

でも退院おめでとう。

今度はちゃんと血糖コントロール・・・してるかなぁ、不安だなぁw





Lさんへ



慢性期の2人目の患者さん。

1週間くらいの関わりだったけど・・・

その1週間で俺は人生の全てを見させてもらった思いです。

受け持った当初はすごく元気で

俺にヤクザに絡まれたときのかわし方とか、いろいろ教えてくれたね。

漢気溢れてて明るくってすごく元気で、このまま状態を保てるかと思ってた。

だけど次の週にいったら、病態が変わってて・・・

慢性期だったのになんでターミナルにはいっちゃったの・・・?

目に見えて、日に日に容態は悪化していって・・・

どんどん言ってることが食い違ってくるし、身体は弱っていくし、目はうつろになるし・・・

人間って、弱るときはこんなに弱っていっちゃうの?って思った。

身体が弱っていくからケアプランも毎日修正していって、でもそれは全然辛くなかった。

毎日やせ細っていくLさんを見ているほうが辛かった・・・

2週目の金曜日、たまたま具合がよくって洗髪はできなかったけど

口腔ケアに始まり全身清拭して、陰部洗浄もして、着替えもして

ちょうど全身を綺麗にすることができたんだよね。

このときはすごく意識がはっきりしててちょっとの会話することもできて・・・

「俺の生き様を見ておけよ」って言わんばかりの目力で目を合わせてくれたね。

癌の疼痛で痛いだろうに、モルヒネで朦朧としてるだろうに、何も言わず目で語ってくれて。

それで実習が終わる10分前。

一気に急変して、旅立ったんだよね・・・

亡くなったことは悲しいけれど、でも悔いは全くなかった。

それは最後の最後に、Lさんの全身を綺麗にさせていただけたから。

そして最後をしっかり看取ることができたから・・・

最後の最後まで、カッコいい漢らしい方でした。





Mさんへ



Lさんが無くなってから受け持たせてもらったけれど

まさか2日で受け持ちから外れるとは思わなかったです・・・

ほとんど情報がとれず、ほとんど何もできないままに

終わってしまったのがちょっと悲しかったなぁ。

でも予測不能のこともあるって、いい勉強になりました。





Nさんへ



そして最後に受け持たせてもらった慢性期の方。

まさか1クールで4人の患者さんを受け持つとは思わなかったけれど

ここまで連続して看護過程を展開してきたから

すごく早く援助にはいることができました。

やっぱり関わる期間は短かったけれど、良い実習をさせていただくことができました。

皆さん、本当にありがとう。





みんな、ほとんどが俺が受け持った患者さん。



だけどまだまだ関わっている人はいるし



勉強させてもらった患者さんたちもいる。



本当にありがとうございました!



実習のために、自分を提供してくださった患者さんたちの気持ちに応えるためにも



看護師国家試験は絶対に突破しなくては!

http://ameblo.jp/crystal-hanetaro/entry-10052560499.html
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  1. 2007/10/26(金) 00:02:55|
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コメント

■無題

実習、お疲れ様でした。

いろいろな思いをこれからも大切に心にしまって置いてください。

これから臨床でもっといろいろな経験をすることでしょう。つらいとき、悲しいときにこの実習での思い出を振り返って励みにしていってください。

○○くんは、国家試験、きっと大丈夫ですよ。
周りの人たちでやばそうな人たちを助けてあげてください。それでこそ「ヒーロー」ですよ。(笑)

人に教えることで、自分にもプラスになりますから。がんばってください!

応援団 2007-10-26 09:03:44 [コメント記入欄を表示]
■大切なこと

実習では本当に貴重な経験をさせてもらえたようですね。
実習で学んだことって絶対忘れないから、実習の振り返りに絡めながら国試の勉強するとより深いものになると思います。
私も看護学生時代の実習では泣いてしまうこともあったしつらいこともあったけど、それでも毎日患者さんに会うのがどこか楽しみでした。
でも実際仕事となると学生の時のように、一人の患者さんとじっくり。。。なんてことはできないのである意味学生さんがうらやましかったりもしました。
本物のNsになるまであと少し。
この貴重な経験をぜひとも形にしてくださいね!!

実羽 2007-10-26 23:11:42 [コメント記入欄を表示]
■お疲れ様です

国家試験もがんばってくださいね。
いい文章を読ませていただき
ありがとうございました。
本当は、うちの学生にも紹介したいくらいです。


鶴亀寿子 2007-10-27 01:07:35 [コメント記入欄を表示]
■>感謝

>応援団さん
いつも応援のコメントありがとうございます^^
実習での思い出や経験は他の何にも替え難い
自分だけのものだから大切にしたいですね。
周りの人たちを助けてこそ、ヒーロー・・・確かに!
そうなれるようにがんばります^^b

>実羽さん
実習でやったところだけは理解が深いです。
国家試験の問題もよくわかるし・・・
素晴らしく貴重な体験をさせていただきました。
患者さんに会うと疲れとかなんて感じなくなりますねw
働き出すとできないことを学生のうちにいろいろやっときたいと思います。
じっくり関われる喜びはなかなかないですものね・・・
あとちょっと、がんばります1

>鶴亀寿子さん
これからが本番ですからね!
完全に自分にしかわからないような文章ですが・・・
紹介ならばいくらでもどうぞ~w

優咲 2007-10-27 04:08:08 [コメント記入欄を表示]
  1. 2007/12/04(火) 23:11:52 |
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