医療特撮部LOG

特撮好きな看護師の送る日々の記録

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。


  1. --/--/--(--) --:--:--|
  2. スポンサー広告|
  3. トラックバック(-)|
  4. コメント(-)

避妊について本気だして考えてみた(アメーバニュースより)

若者がコンドームを使用しないワケ
若者がコンドームを使用しない理由には社会的・文化的要因があり、使い勝手の悪さや無知だけが原因ではない。3日、研究者は発表した..........≪続きを読む≫ [アメーバニュース]





ちょっと前の、アメーバニュースによる記事です。




ぶっちゃけニュースなのに、非常に難解かつ回りくどい言い回しで結論の見えないひどいものなのですが



自分なりにちょっと要約してみます。



「若者がゴムを使わないのは、性教育プログラムに問題があるというだけじゃなくて




社会的とか文化的にも原因があるからコンドームを使わないという結果がでましたよ」



ってなところでしょうかね。








さて、今日は久しぶりに医療系の記事ってことでこれをテーマにしてみます。



あらかじめ言っておくと人体とか性交渉にまつわる話で気分を害するタイプの人は




とりあえず途中をすっとばして最後だけ読むことをオススメします。



でも途中も読んで欲しいけど^^;



(朝っぱらがキツいなら夜になってからでどうぞ)







コンドームは単なる避妊具じゃありません。



妊娠だけでなく、性病も防いでくれます。



もちろん本来の用途の避妊として、家族計画の構築にも一役買っております。



妊娠を望まないカップルが性交渉を行うのであれば必須のものです。



アダルトビデオの類でもちゃんとコンドームは使用されてます(ものによるけど)





だからコンドームつけたほうがいいよ!なんて簡単に結論づけられるわけもなく。



(そしたらこの記事は終わってしまうw)



避妊には役立ちますが、いかんせん構成している物質はゴムです。



女性じゃないからわかりませんが、ペニスを膣口に挿入する場合痛いですよね。



で、その痛みを軽減して性運動を滑らかにするために膣分泌液がでるわけですが



女性の中にはこれが充分分泌できない人もいます。



そういう人たちにとって、ゴムなんて異物以外の何者でもなくより痛いのは当然のこと。



ローションとかいろいろありますが、コンドーム以外にも避妊する方法はあります。



たとえば錠剤のピルとか。



女性器に埋め込んでずっと避妊できるタイプの避妊具もあります。



でも、どれも用具として一長一短です。



ピルはずっと飲み続けなければ効果がでないし



埋め込むタイプのものは医療施設にいってその器具を埋め込む処置をしてもらわねばなりません。



その中で一番お手軽にできるのがコンドームですよ、という話。





誤解のないよういっておきますけど、コンドームとて避妊率は100%じゃないです。



せいぜい98%くらい(だったかな)



正しい使用方法をしなければ精液が漏れることだってあります。



(もっと怖いのは不良品で、穴が開いてたり破けたり・・・という事態も無きにしも非ずということ)






ちなみに誤解してる人も多そうなので、避妊についてもう少し詳しく書きます。



よく「安全日だから大丈夫」とか聞きますが



全然大丈夫じゃないですよ、妊娠しますよ。



ついでにですね。



「生理中だから妊娠しない」というのも聞きますが。



これウソですからね、妊娠しますよ。



(理屈はちゃんとあるけど、長くなるので割愛します)



つまりいつセックスを行っても絶対妊娠しないときなんてないってことです。



妊娠して困るならば絶対に避妊しましょう。








ついでにもう1つ。



コンドームをつけないでセックスして、射精するときに膣から出して外に出す、



といういわゆる外出しという方法もありますが、これ避妊法じゃないです。



なんでかっつーと射精の瞬間に精子が全部でるんじゃなくて、



性行動しているときにも少しづつ精子を含んだ粘液が尿道口から出てるから。



確かに大部分は外に出されていても、膣内に精子は確実に残ってます。



だから妊娠する可能性もあります。







仮に妊娠したらですが、まだまだ子どもを育てられない年齢なら



人工妊娠中絶を決断するでしょう。



これだって簡単にできるわけじゃないですよ。



人工妊娠中絶、これは妊娠21週までならできます。



22週以降となると相当の理由(レイプされたなど)でない限り中絶は認められないでしょう。



21週までも1つのボーダーラインですが、それ以前にも大きなラインがあります。



それが妊娠11週。



ここを境に大きく変わります。



11週以後、中絶を行うと



1,死産届け
2,死体火葬埋葬許可願い




を役所に届け出る義務が発生し、戸籍にも記録が残るようになります。



(これをしない病院はモグリ。当然ブラックジャックなんてカッコいいものじゃないよ。)



とまぁこれで仮に思いもかけず妊娠したとしてもなんとかはなります。



望まぬ妊娠以外でも母体・胎児ともになんらかの異常が見つかれば



やむなく行う・・・ということもありますが。






だけど、だからと言ってこの人工妊娠中絶を軽くは考えないで欲しいわけです。



言うまでも無く女性の身体はデリケートです。



おなかに子どもを宿すともっと繊細になります。



特に子宮はものすごくデリケートな状態になります(・・・子宮壁の硬さが豆腐くらい、って聞いたかな)



そんなところに金属製の熊手みたいなものやら掃除機みたいなものやらを突っ込むんですよ。



母体は当然傷つきます。



胎児はどうなるか。



言うまでも無く、殺されます。



というか破壊される、という表現のほうが合っているかもしれません。



以前、人工妊娠中絶を行ったビデオを見ましたが胸が痛くなるなんてものじゃなかったですよ。



人の形を成しているものが、簡単にひっかかれてボロボロになってそして吸引されていく・・・



生命倫理の観点からしても、殺人かどうかきわどいところですらあります。



でもそれは今はおいておいて、1度でも人工妊娠中絶なんかしたら



母体は二度と子どもを宿せない身体になるかもしれないリスクだってあるんです。



性交渉を行うさいには、ほんっとーによく考えましょう。



中絶自体ももっとよく考えましょう。



ゴムつけないのは自己責任だから自分は別にいいや、

とか思わないように。



身体が傷ついてからでは遅い!



ダメージを受けるところは未来のために、そして女性としても大切な場所!



自分の身体なんだから大事にしましょう。



迷ったらとりあえず産婦人科にいきましょう、早めに。






さて、かなり避妊の話からそれましたがさらに性病の話を少々。



エイズのCMを知っているでしょうか。



彼女の元カレ、元カレの元カノ、元カノの元カレの元カノ・・・・というCMです。



あれはまさにその通り。



エイズに限らず、性病と言うのは性的関係を持った相手が多ければ多いほど



感染の機会が多いわけで、感染するリスクも自然と高まります。



自分だけは大丈夫、そんなわけがない。



性病のほとんどはコンドームをつけることで防げます・・・が、



俺の知っている人で、コンドームをつけずにオーラルセックス(つまりはフェラチオ)を行い



見事に病気をもらって感染者となった人を知っています。



聞いてみれば「相手のことを信用していた」とのこと。



はい、よく陥りがちな罠です。



信用だけで病気が防げれば世話ないです。



避妊と性病予防はちゃんとしましょう。








さて結論を言う前にニュース自体についても少々触れましょう。



文化、社会が違えば価値観や倫理観、感性は同じではないので一概には言えないのは確かです。



HIVプログラムや性教育などはこのまま続け、正しい知識を与えるとして



文化的・社会的なものでたとえその伝統や考えに歴史があったとしても



時代にそぐわず、悪いものは直していかなければならないでしょう。



そういう歴史は、文献の中でだけ生きるのが良いと思います。



(ある未開拓の国では、幼少時から女性器の大陰唇を縫い付けて結婚するそのときまでそのままとしていましたが、



これはどう見ても明らかにやりすぎですし、傷口から感染のリスクも高まり、良い伝統とはいえません。)



とはいえ日本は日本で【こんな記事】 を中学生や高校生が見るような雑誌に掲載しているのだから



なんと言っていいやら・・・(ちなみに画像は拾い物)



児童ポルノとか、規制するのは当然のことだとは思いますがこっちは放置でいいんですかね。



まぁ俺はPTAじゃないから小うるさくはいいませんが。







長くなりましたけど、俺が言いたいのは以下のこと。



女性がしなくてはいけないのは、




盲目的に相手を愛することじゃありません。




パートナーが本当に自分のことを考えて、




守ってくれる人かどうかを見極めることです。




そして男性がしなくてはいけないのは、




一時の快楽を求めることじゃありません。




自分が惚れた女性を




本当の意味で大切にして、守り抜くことです。



(女心はともかくとして、女性の身体についてくらいは少しはわかっておいたほうがいいと思う)









自分のパートナーを守りたいなら、愛してるなら




家庭を持つそのときまでちゃんと避妊しましょう。



性交渉を全くやるなとは言いませんが、



性交渉を行うときは、それなりの責任と覚悟を持って行うことです。



それができないなら避妊以前に、そういう関係を持たないことです。


http://ameblo.jp/crystal-hanetaro/entry-10019626275.html
関連記事
スポンサーサイト
  1. 2006/11/09(木) 01:26:17|
  2. 医療看護(~08/2/26)|
  3. トラックバック:0|
  4. コメント:1

【祝】特撮レビュー・情報ブックスが50000HIT突破☆記念イベント開催します☆ | ホーム | ☆きらきら研修医☆キャスト決定!

コメント

■良記事!

 悔しいぐらいに、俺の持論をこれでもかとばかりに書いて下さってます。さすが、医療・福祉関係者!
 こういう記事、様々な年齢層の人に読んでもらいたいなと思います。

 日本人(アジア人?)の生命倫理観と欧米人(西洋キリスト教圏)のものと大きな違いがあり、こと自殺と避妊に関しては、アジア人というのは考え方が非常に曖昧な部分があるというのが、私見です。

山田志門 2006-11-09 09:36:28 [コメント記入欄を表示]
■全くその通りだ!

ワシも以前医療サービス業界にいたので
よくわかるぞ。
コンドウ君の役割は避妊だけじゃなく
性病予防という面もあることを忘れてる輩が
非常に多い。

トラマ 2006-11-09 12:51:08 [コメント記入欄を表示]
■無題

それ・・・一昨日保健の授業で受けました・・・
最後の言葉も先生が言ってましたね

それにこう言う記事、あちこちで取り上げられてますね、それぐらい深刻化してるんですね・・・

dai 2006-11-09 20:32:18 [コメント記入欄を表示]
■無題

確かに、性教育プログラムに問題があるような気はしますね。
ぼくには必要ないとはいえ(爆)使い方も、
売っているところも知りませんし・・・

益田クマ吉 2006-11-09 21:08:10 [コメント記入欄を表示]
■無題

仮にも1つの命が生み出されるのであり、その命だっていく権利があるはずなんだから、快楽の為でなく、愛する人と新しい命を大切にしていこうと真剣に考えて行くべきだと思います

嶋崎勇 2006-11-09 21:52:13 [コメント記入欄を表示]
■言いたい事が多すぎてまとまらず(^。^;)

性描写が多種多様な形で氾濫しているにも関わらず、充分な正しい性教育が行われていないのが実情でしょう。
大人が思うよりも現在の子供の知識は“大人”です。
ただ、誤った知識も多いので「まだ早い」ではなく積極的に対処していかないと傷つく子が増えてしまう…



あと、いまだにHIV感染=AIDS発症と思っている人がいるのが残念です。

うめ 2006-11-09 22:40:55 [コメント記入欄を表示]
■無題

この画像の雑誌…
明らかに女性向けの内容ですね…なんてこったい^^;

さて今回の記事。
キリスト圏とアジア圏での避妊の考えかたの違いですが、
キリスト教圏では胎児にもある程度の人格を認め、中絶は殺人と考え、
アジア圏では胎児を母体の一部と考えて、中絶は母親の意志に任せる傾向があるそうですね。

ああ、オレはこう言うことに気をつける気はあるんですが、肝心のパートナーが…orz

3barukan 2006-11-10 02:38:49 [コメント記入欄を表示]
■>避妊

>山田志門さん
そこまで代弁できましたか!w
よかったよかった^^b
特撮と合わせて医療の記事を書いているのは
いろんな人に見てもらいたいからです。
東洋と西洋では基盤とする宗教が大きく違うので
このへんは難しいところですねー・・・

>トラマさん
コンドウ君は便利なんですけどね。
避妊もできれば性病も予防できる!
こんなにお手軽なものはない!
なのに、気持ちいいからとかいうだけで外すな、とorz

>daiさん
それはまたダイレクトなときに・・・^^;
先生と言うことともかぶったとはw
深刻化というよりあまり浸透してないから、かなぁ。

>クマ吉さん
必要ないとかダメですよ!(さくら姉さん風)
使い方はコンドーム買えば箱に書いてあったりします。
薬局、あるいは薬局の近くに自販機があるので
お買い求めのさいはそこで買いましょうb

>嶋崎勇さん
まったくもってその通りですよね。
ちょっと軽く見すぎている感じすらしますもの。
命と身体は大事にしてほしいものです。

>うめさん
性教育よりも、周りからもれる情報のほうが多く
また興味をひきますからねー・・・
授業じゃなくていい加減な自己学習だから^^;
まだ早いというのではなく、大人もそういう事実を受け入れて
ちゃんと対処しなくてはいけませんよね。
HIVについては・・・特効薬みたいなものでもできればいいんですけど。

>3barukanさん
そーなんですよ、現物をみたわけじゃないけど
なんだかなぁ・・・という感じ;;
宗教による倫理観や価値観は簡単には変わらないので
そこらへんはどうにも難しいですね。
最後の一文が哀愁を誘う・・・w

優咲 2006-11-10 11:25:14 [コメント記入欄を表示]
  1. 2007/12/03(月) 16:52:28 |
  2. URL |
  3. #- |
  4. 編集

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバックURLはこちら
http://medicalxsfxnursing.blog21.fc2.com/tb.php/617-f7823afe

| ホーム |

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。