医療特撮部LOG

特撮好きな看護師の送る日々の記録

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。


  1. --/--/--(--) --:--:--|
  2. スポンサー広告|
  3. トラックバック(-)|
  4. コメント(-)

3次救急外来リーダーへの誘い(いざない)

今日、勤務が終わった後救急外来のスタッフに声をかけられた。

「ねぇ、3次リーダーどうする?」


どうする?

というのは、3次救急外来リーダー業務を行うための
オリエンテーションを受けて3次リーダーをやっていくか、という意味である。

このポジションはベテランでも恐怖を覚えるほど
責任重大かつ多くの知識・技術・判断力を必要とするポジションだ。
どんな患者が運ばれてくるかわからないのに
ときには自分の知らない処置や病態にも立ち向かわなくてはならない。

救急へ配属されて4年目となり、ICUのチームリーダーをやり
HCUのリーダーをやり、1・2次救急外来のリーダーをやり
残るものがICU総合リーダーと3次救急外来リーダーとなった。

本来であれば、おそらくわざわざ確認されるまでもなく
この時期になれば3次リーダーをとる年数になっているのだ。



それをあえて聞かれたのは、単に俺が今年度いっぱいで退職するからに他ならない。

退職することがわかっている俺を教育するというのは
ある意味では病院にとっては無駄な投資、時間とも言える。
教わるだけ教わってほとんど還元できないのだから。

ついでに言えば、俺は怖いのだ。

自分の先輩たちはどんな患者さんが来ても冷静に対処し
柔軟な判断を下し、適切な介入を行っている。
そして知識と経験に裏打ちされた根拠を持っている。
先輩と比べ、経験が浅い俺にはそれがない。
何があっても対処できるほどの自信がない。

けど、俺はやってみたいのだ。
3次救急外来リーダーを。
怖いことはある、先輩たちにとっては無駄な時間になってしまうかもしれない。
その点は心苦しくもあるし内心ビクついてもいる。

しかしそれでもやってみたいと思うのは
リーダーの経験を通して得るものを自分のなかに入れたいということと
大学生のときに初めて救急医療を目の当たりにして
圧倒されていた自分の目に、テキパキと動くあのときの看護師の姿に憧れたから。
大学で4年間勉強してきた。
看護師として4年間やってきている。
やっぱり、経験できるならリーダーをさせていただきたいのが本音。
次の病院にいっても経験は無駄にはならないし。

「で、どうするの?退職するとは聞いているけれど」

「……無駄になってしまいませんか?」

「無駄って?」

「できるならリーダーはやってみたいですけど
俺にオリをしても今年限りですから…先輩の時間や労力が…」

「みみっちぃことだと思わない?」

「え?」

「オリは2日で終わるんだよ。
時間や労力なんて気にしてないよ。」

「!!」

「どうするの?」

「3次リーダー、やってみたいです。
やらせてください。」

「わかった、ちょっと相談してみるね。」



さて、この結果がどう転ぶやら。
関連記事
スポンサーサイト
  1. 2011/05/09(月) 01:08:10|
  2. 臨床奮闘日誌|
  3. トラックバック:0|
  4. コメント:0

とある胸痛患者のプロセスレコード | ホーム | 【twitter】深夜のつぶやき:shall we tweet

コメント

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバックURLはこちら
http://medicalxsfxnursing.blog21.fc2.com/tb.php/1515-b686eec9

| ホーム |

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。