医療特撮部LOG

特撮好きな看護師の送る日々の記録

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いきなり大活躍したJPTECプロバイダー資格(`・ω・´)

連続で記事になってるJPTEC。
このコース、何度も書いている通り主に病院前外傷救護の指針なので
いつも病院のなかにいる看護師が持っていてもそれほど活躍の機会はないのですよ。

が、今日使った。
ガチで使った。

めちゃくちゃ使えるじゃねーかw


今日は1・2ER、朝から患者ゼロ。
あまりにも暇すぎて点検が終わってもまだ余裕があるくらい。

たまにはこんな日もある( ・ω・)y-゚゚゚

そんななので大掃除をやることに。
病院内なので患者さんがいないうちにちょこちょこ済ませないと
まず間違いなく年内に終わらないっていうw

しかしですね。
…なぜこんなところにガーゼが?
あ、50円玉発見。
ここにゴミ溜めすぎだろ!
なんでこんなところに血しぶき飛んでんの…
なんかメモがあるな…どれどれ?『れん炭自殺』………見なかったことにしよう。

さすが病院。
積もり積もった1年の埃のなかにも悲喜こもごも人生いろいろ。

しかしそれだけこなしてもお昼になっても全く患者の気配なし。

「全く患者さんこないっすねー」
「あたしはなんかもうこのまま掃除して終わる気がしてきたよ」
「俺は完全に掃除モードにはいってますよ…w」
「今患者さんが来るって言ってもすぐにスイッチはいらないねw」

とかなんとか談笑してたら…

事務「リーダーさんいますか?!」

「あ、ここです」

事務「なんかそこでひとが倒れてるらしいです!」

「「はい?」」

事務「転倒して出血したとかで警備のひとがきてます」

「いくよ!」
「はい!ストレッチャー持っていきます!」



なんだかんだで即効でスイッチがはいるわけです。
エマージェンシーコード自体は鳴っていないけれど
初めてのエマージェンシー出動!!



一気に外へ飛び出てダッシュで患者さんのもとに。
病院の前の路上で血まみれになって倒れているひとが1名。

負傷者1名発見。
周囲に明らかな危険物なし!
傷病者は1名の模様。
観察開始!

俺が現場で患者さんの状態を確認しつつ
先輩が発見者から情報をとることに。
幸いにも救急外来は近かったし意識も保ってるのでそのまま外来へ。

「じゃあ観察お願いね!」

「お任せください!!」

やりかたがわかる…!
観察ができる!!
今の自分には外傷の観察方法がわかる!
どう対応するべきかがわかる!
それが実践できる!!

自己効力感最大。
JPTECやってよかった感マックス。
なんてすごいタイミングなんだ…

ちょっと前の自分だったら観察を任されてもきっと
「え…あ、はい」
みたいな感じで自信をもって返事もできなければ
確実な観察も行えなかっただろう。
だけど今の自分は違う!
病院前外傷救護を学び、確かな知識を得て、技術を身に付けた。
自信をもって仕事ができる、こんなにうれしいことはない!
自分が確実に成長したと感じられた貴重な一日だ。

だが、そんな自分に酔ってる場合ではない。
出血の継続はあるし、骨折をしている可能性が高い。
予断は許されない。
だけどやっぱり勉強をしたことでこれから起こるであろうリスクの予想がついた。
どう対応すればよいかも考えられた。
やはり勉強したかいがあった。



んで、2人でそのひとを見ているときに…

事務「あのー、看護師が受け付けにきてるんですけどー」
リ「看護師?なんで?いたっけ?」
俺「さぁ?発見者のひとくらいしかいなかったような」
事務「その発見者が看護師だったんですよ、夜勤明けの」
リ・俺「「あのひと、看護師だったの?!」
事務「それで今受け付けにきてて、何も聞くようなことはないかって。
   もしあって後で聞かれても嫌だから帰ってもいいかって」



絶句。



俺もリーダーさんも、発見者は一般人だと思っていた。
だってあまりにも何もしていなかったから。
もっと応援を呼んだってよかった。
意識レベルやバイタルサインなんか、何もなくても確認できる。
少しは患者の情報をとることだってできるし
周囲の危険や寒冷から守ることだってできたはずだ。
なのに何もしていなかった。

加えて、なんだその物言いは…

リーダーさんもさすがにあきれたのか
「聞くことなんか何もないから帰ってもらってください」と一蹴。

そりゃ看護師なのに情報が「転倒して出血」だけで
その後の初期の観察をするでもなく情報の追加もないなんて
それなのにいまさら他に聞くことはないかといわれても、ねぇよ、ですよw

自分の専門外だったかもしれない。
もう仕事が終わって帰るところだったろう。
だけど、もう少しひとのために働いてもいいんじゃねぇか。
ていうかせめて「何かあったらいつでも聞いてください」くらい言ったらどうなんだ。
それならこっちもまだ気持ちよく対応できたものを…
そんなあからさまに面倒なことに関わっちまった的な反応されても萎えるわ。
なんだよ、このモチベーションの差は!

まぁもちろん俺だって知識がなければ見ていてもすぐには取り付けないだろう。
今はすぐにできても1週間前の自分にはきっとできなかった。
一概に責めることはできない、できないが…やっぱイヤでしょ!
俺はそんな無力感は味わいたくもない。
やっぱり、気持ちだけじゃダメだ。
人を助けたいならそれ相応の知識と技術を持たなきゃ救いたくても救えない。
だからJPTECをとった。
少しでも助けられるひとを増やすために。
まさかいきなりそのスキルを発揮することになるとは思わなかったけれど…

ちなみにその倒れたかたは施設を抜け出して徘徊してた模様。
でもね、ラッキーだったよ。
1時間以上も徘徊してて起きた事故が転倒だったこと。
転倒した場所が病院の前の道路だったこと。
転倒した瞬間を看護師がみていたこと。
そして観察する俺がJPTECをとったあとだったこと…
本当にタイミングに恵まれた事故だったと思う。

とりあえずその方は無事に帰って行ったのでよかったよかった。
人知れず、ものすごくうれしくて自信がついて
そしてまたもっと勉強しようと思えた出来事だったのでここに記す。

この日は仕事も連携もすごくうまくいって最高の1日だったと思う。
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  1. 2009/12/09(水) 02:19:27|
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