医療特撮部LOG

特撮好きな看護師の送る日々の記録

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。


  1. --/--/--(--) --:--:--|
  2. スポンサー広告|
  3. トラックバック(-)|
  4. コメント(-)

滾るレスキュー魂

もうおとといの話になるんですけどね?
いやーもう…すごかったっw
周りの流れが速くて俺は完全においてけぼりですよ。

何?俺だけクロックアップしそこねた?
一人だけ勝手にタイムオーバーですか(´・ω・`)


その前に用語解説(´・ω・`)ノ

抜管(ばっかん):人工呼吸器で呼吸管理している人に口もしくは鼻から
           挿入しているチューブを抜くこと
挿管(そうかん):人工呼吸器管理をするために口か鼻からチューブをいれること



でですね。

もともと呼吸状態が悪くて搬送されてきた患者さんを受け持った俺。
人工呼吸器管理下ではったけれどもどうやらデータ上では
非常に呼吸状態が良く改善がみられていたため
その日の午前中に、呼吸器をはずすことに。

Dr「よし、状態よくなってるから管は抜いちゃおう」
俺「了解です!」
先輩「抜管の準備はできる?」
俺「できます!いけます!」

ってな感じで、早速抜管の準備にとりかかる俺。
そして無事に抜管が始まりその介助につくことに。

Dr「吸引した?」
俺「OKです、いつでもb」
Dr「うし、抜くぞ~」

とまぁここまでは順調に完了。
呼吸状態も悪くなく、声もしっかり出せてたし意識もあった。
酸素マスクしててもちゃんと酸素はいってたし。
このまま経過できると思っていた、少なくとも俺は。

しかし事態は午後になってから急変する。

Dr「ちょっとデータとってみようか」

数分後

Dr「・・・・・・・・・・・・」
俺「あの…もしかして?」
Dr「まずいね、もっかい挿管するかもしんない、てか準備しといて」
俺「りょ、了解!」

俺「先輩、挿管の予定になったんですけど…」
先輩「準備できる?」
俺「挿管の準備だけならば、なんとか」
先輩「じゃあできるところまでやっててね」

やばい…
やばい
やばい!

抜管の介助は覚えてきたけれど
挿管は介助どころかまだ一回も見たことすらねぇええええ!!!

Dr「鎮静剤準備して!」
俺「は、はい」

すぐに輸液ポンプをとりにいこうとするも
上の先輩から「それは私がやるからあなたは患者さんのそばにいなさい!」
と言われ、速攻でベッドに戻る俺。
先輩「やりかたわかる?」
「すいません、全然わかりません!」
そこで介助方法を教えてもらった。
物品の点検の仕方とか、渡し方とか。
しかし一発で頭にはいるわけもなく。

とりあえず介助のためにDrの横にはりつく俺。
しかし…
完全に棒立ち状態。
え?
俺、今なにすればいいの?
何をみてればいいの?
全然わかんないw
流れるのは時間と冷や汗ばかり。

とにかく先生が挿管したので、それを固定する。
先輩が「ゆっくりでいいから確実に固定しなさいね」と
言ってくれたのがすげー救いだった。
無事に固定が終わると観察…
かと思いきやさらに別の器具も挿入するとか。

そんなん聞いてねぇーーー!!
しかも挿管以上にわかんねぇーーー!!!

しかもまだ記録がおいついていない!
いかんいかん、これはいかん。
しかしこれでは次の処置に入れない。
よし、落ち着け俺、冷静になれ。
うん、この状況は…もう無理☆

先輩「次にこれやって、これを見てこれをするんだけどできそう?」
俺「無理です、今の俺のキャパを超えてます!」
先輩「わかった、私がこれとこれをやる。
   だからあなたはこれとこれを確実にしなさい」
俺「わかりました、ありがとうございます!」

正直に自己申告。
悔しいが仕方ない。
こういうときに素早く動けるようになりたいのに…!

んでそのもう1つの処置中。
Dr全員が処置に夢中になってて誰もモニターをみてない。
俺「先生、SpO2が90%を切ってます!」
Dr「マジで!?やべ!」
そこから先生も持ち直し、どうにか数字も持ち直した。

やっと役に立てた気がする…w

その日は申し送りのときまでドタバタした状態が続き
なにがなんだか把握できないままに1日が終了。
無力感はあったけれどそれでもどこかしらに充実感のようなものはあった。

その日、帰りに同期の同じ救命救急に思いを寄せる男友達と2人で飲み。
お互いに無力感は感じても何かしら充実感はあるというところで一致。
「あぁいうときに動けるようになりたいよな」
「今はまだダメだけど…なりたいなー」

「俺さ」
「ん?」
「声に出すの好きだわw
ハートレート(心拍)上がってます!とか
SpO2低下してます!とかw」
「それわかるわーw
自分もちゃんとチームに参加してる!って気になれるよな」
「それになによりカッコいいんだよな」
「わかるわかるw」

ひたすら救命救急にカッコよさを求める俺ら2人。
別にふざけてるわけじゃなしに本気でカッコいいと思ってる。
それが支えになってる。

「最近さ、俺は夢に思うのよ」
「なになに?」
「3次救急(超緊急度の高い人が運ばれる救急)ってさ
看護師は2人だけでまわしてくじゃん?
それを俺と優咲でやれたら最高じゃね?」
「やべぇー!!それはやってみてぇ~~~!」
「だろ?!俺がこっちを見るからお前はこっちな!とかさw」
「あれだけ?ここは俺に任せてお前はあっちに!みたいな!」
「それだよそれ!!」
「絶対楽しいぜ、それ」
「だよな!それは実現させようぜ!」
「おうよ」
「じゃあ数年後の未来に…」
「乾杯!」

ってな感じで飲み会終了。

こうして日々あがったりさがったりする
お互いのモチベーションを保っていってるわけですよ。



今日大学の先生から電話がきてね。
「お久しぶりです、優咲くんですか?」
「お久しぶりです、どうしたんですか?」
「あなた○○病院だったわよね、そこにいきたいって子が相談にきててね。
だからあなたに直接話を聞きたいと思って…
今はどこで働いているの?」
「高度救命救急センターです(自信ありげ)」
「なに…ちょっとカッコいいじゃない」
「でしょうw」

そう、やっぱりカッコいいんだよ!
具体的にわからなくてもなんかすごいのは伝わるし!
だからこのなかでもっと動けるようになりたいしわかるようになりたい!
ひたすら純粋にそう思う。
だってそのほうがカッコいいじゃない?

あ、ちゃんと後輩に話もしたし応援もしたよw
うちにくるかどうかはわからないけどw


今は確かにわからないことも多いさ。
先輩にどれだけ助けてもらってるかわからない。
めげそうにもへこたれそうにも泣きそうにもなる。
けど、やっぱりそういうのを乗り越えていかないと身に付かないんだよな。



今日、メビウス外伝を買ったのと同時にネクサス10巻もやっと買えたんだ。
そこのリーフレットにこう書いてあった。

前略
英雄は1日にしてなれない。孤門のように泣き崩れ、苦しみぬいて、明日を模索してやっとなれるものなのではないだろうか。だから大いに泣こう。苦しもう。それでも決して自暴自棄にならず、投げ出すこともやめよう。そして、なんでもいい、夢や希望、なりたいもの、欲しいものへ憧れを持とう。その気持ちがある限り、あなたはきっとウルトラマンになれる。ウルトラマンとは誰でもない、そうやって頑張り抜いた人がなれるまばゆい英雄、あなた自身の称号なのだから。


思わずこれを読んで身が震えた。
まるでこのタイミングで俺に購入されるのを待っていたかのような言葉だ。
なんでこうもいちいちこれ以上ないタイミングで
これ以上ない力をウルトラマンは俺にくれるのか。

この先もまだまだ泣きもするだろう、挫折もするだろう…
だけど絶対、諦めない!!
関連記事
スポンサーサイト
  1. 2008/07/25(金) 00:56:38|
  2. 臨床奮闘日誌|
  3. トラックバック:0|
  4. コメント:0

高まる期待 | ホーム | ウルトラマンメビウス外伝アーマードダークネス STAGE1 滅びの遺産

コメント

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバックURLはこちら
http://medicalxsfxnursing.blog21.fc2.com/tb.php/1086-e8abb4ec

| ホーム |

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。